01一人の青年との出会い
私がかつて職業訓練の講師をしていた頃、一人の青年と出会いました。彼は「字を書くのが苦手で、読むことも難しい」と話してくれましたが、その仕事に対する姿勢は誰よりも直向きで純粋でした。
彼と過ごした時間は、私に“本気で頑張ろうとする人の力になりたい”という強い決意をくれたのです。それが、2013年に『NPO法人やればできる』という場所を創り出した原点でした。
02眠れない夜を越えて
法人を立ち上げてからは、理想だけでは進めない現実にも直面しました。経営の厳しさに悩み、赤字を抱えて眠れない夜を過ごしたこともあります。
ですが支えてくれるスタッフや、何より通ってくれる一人ひとりが、日を追うごとに明るくなっていく表情が、私の支えでした。
ぶつかるたび、唱えてきた言葉です。挑戦を止めない理由
03社会へ羽ばたくための訓練場
私たちの事業所には、全国的にも珍しい“包括的なステップ”で自立を目指す仕組みがあります。まずは規則正しい生活や社会人としての基礎、集中力を養い、自信と体力がついたら実践期間へ進みます。
この間、事業所の中に閉じこもるのではなく、実際の企業へ出向く施設外就労をメインとしています。現場の空気に触れ、プロの作業を肌で感じることで、そのまま企業に採用される実力を身につけることが目的です。
「自分には無理かもしれない」「どこへ行っても続かなかった」——そんな不安を抱えている方も、安心してください。やってみてから、一緒に考えましょう。あなたの得意を、社会で輝く力へと一緒に育てていきませんか。
本編に書ききれなかった話
PROFILE

1973年生まれ、長野県。特定非営利活動法人「やればできる」理事長。民間企業での経理や営業アシスタントを経て、職業訓練の講師に転身。そこで出会った「読み書きが難しくても直向きに働く」知的障がいを持つ青年の姿に感銘を受け、2013年に法人を設立。一時は挫折寸前の苦境に立たされるも、周囲の支えで克服。現在は、全国的にも珍しい「B型(準備)からA型(実践)へ」と包括的なステップを企業への一般就労へと繋げる独自の自立支援モデルを確立。利用者一人ひとりの「居場所」を作りながら、障がいを「戦力」へと変える社会の実現に奔走している。
SHEET ─ 実物のバリューシート
このストーリーの原点となった、実物のバリューシート(表・裏)です。


UPDATES ─ 最新情報
- 2026.07バリューシートを制作・公開しました。
INSIGHTS ─ 本人向け閲覧レポート
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